ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー

ネタバレあらすじ|ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー 第8話『ある古服の物語』

この瞬間がついにやって来ました!

やっとやっと!ブライの館の秘密と悲しい歴史が明かされます。

この悲劇が、現在のダニ達にどんな悲劇をもたらしているのか楽しみですね〜

 

なんと湖の幽霊が、シーズン1でネル役のケイト・シーゲルだったーーー!

嬉しいぃぃぃ。そして相変わらず美しい…(ため息)。

 

そーいえば、丸メガネ幽霊はどこ行った!?

ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー ネタバレあらすじ©Netflix

考察ポイント

  • 病気が悲劇の始まり
  • 湖の幽霊ヴァイオラの歩く道に脚を踏み入れると殺される

 

謎の全体像が見えてきたことによって、今まで書いてきた「あらすじ」の表現に誤りがあるかも!?と気づき始めました…

最終話を見終え謎がとけたあとに、手直しをしなくてはいけないですね…

ふぅ〜 気が遠くなるぜw

第8話『ある古服の物語』 ネタバレあらすじ

ある姉妹の物語

17世紀半ばに差し掛かる頃、ハンプシャー郊外に妻と死別した男がいた。

名はウィロビー。品行方正な男だった。

結婚から6年で妻に先立たれ、それ以降子供たちに人生を捧げていた。

THE HAUNTING OF BLY MANOR (L to R) CATHERINE PARKER as PERDITA and KATE SIEGEL as VIOLA in episode 108 of THE HAUNTING OF BLY MANOR Cr. EIKE SCHROTER/NETFLIX © 2020

子供たちの名は長女ヴァイオラ、次女パーディタ。5歳離れた姉妹だ。

父の死で姉妹は新たな「未婚」という危機に直面した。

遺産を守るためには結婚する必要があったのだ。

 

当時女性の立場は弱く、男がいないといけては行けない。

2人はまだ若く、頼れるのは2人だけ。

 

愛らしい次女パーディタと、聡明でドレス姿がひときわ目を引く長女ヴァイオラの周りには、優秀な男達が大勢いた。

献身的な男、女性たちが群がるモテ男や成功者もいた。

 

しかしヴァイオラには、彼らの本性見えていた。信用できないハゲタカだ。

目当ては莫大な遺産である。屋敷を部外者に奪われてはいけない。

 

そこで遠い親戚を呼び寄せた。名はアーサー・ロイドという。

理想的ではないが誠実で賢い青年で、裕福で健康な男だった。

 

アーサーが屋敷に初めてやってきた時、ヴァイオラはわざと外出をしていた。

当然出迎えたのはパーディタだった。

姉が帰ってくるまでの間、パーディタはアーサーの相手をした。

その印象は容姿端麗でフランス語を話すなど教養を感じさせた。パーディタは彼に惹かれ始めていた。

 

そんな時、ヴァイオラが家賃の徴収から戻ってくる。

これはヴァイオラによって念入りに準備された演出だった。

容姿やビジネスの腕、教養そしてその場にある肖像画までもがアーサーへのアピールだった。

そして姉妹のどちらと結婚しよと、館の主はこれからもずっと変わらないというメッセージでもあった。

ヴァイオラの登場に、アーサーは目が釘付けになる。

ヴァイオラの結婚

©Netflix

取り決め通り、アーサーとヴァイオラの質素な結婚式が執り行われた。

ヴァイオラは屋敷の主になったことに満足していた。

パーディタも姉について行く状況に満足だった。

 

「富めるときも、病めるときも夫を愛することを誓います。死が2人を分かつまで」とヴァイオラ。

「そして従うこと。正しくは夫を愛し従うことだ」と司祭は訂正を促すが、ヴァイオラは軽くほほえむだけだった。

司祭は単なるいい忘れだと思ったが違った。姉をよく知るパーディタは驚かない。

 

とある夜。ベッドで寝覚めるヴァイオラ。隣で休むアーサーは眠りについている。

ヴァイオラはベッドを抜け出し、別室でフルーツをつまみながら思う。

屋敷は結婚により守られたと。そして自身の心の声に耳を傾ける。

そしてベッドに戻り眠りにつくが、また目覚める。

 

寝室はなぜか落ち着かない。感じたことのない居心地が悪さがヴァイオラを夜の散歩へ誘い出し、またベッドへ戻る。その繰り返しだった。

ヴァイオラは原因は寝室にあるのではなく、思いがけず夫アーサーを愛してしまったことに気がつく。

夜の散歩を楽しむヴァイオラとアーサーの後ろ姿を、妹パーディタは無言で眺めていた…

悲劇のはじまり

ついにヴァイオラは、娘イザベルを出産する。

イザベルを腕に抱きながら、「屋敷はあなたのものよ。大勢の人が奪おうとするが、そうはさせない。2人で一緒に乗り越えましょう」とあやすヴァイオラ。

その姿を遠くから、パーディタ唇を少し噛みしめながら見ていた。

 

イザベルが生まれ、静かな時間が生まれたが、長くは続かなかった。

変化は何の前触れもなくやってきて、気づいたときには始まってしまっている。

ヴァイオラの咳き込む口元をおさえたハンカチには、何かの前触れが残されていた。

 

ヴァイオラは、ドレスにこだわりが強かった。

とても高くつくベルベットなどを世界中から取り寄せた。

どんなドレスを手にしても、ヴァイオラは満足しなかった。そんなヴァイオラをアーサーも甘やかしていた。

 

病状は日に日に悪化していた。医師からはペストではない、結核だと告げられる

余命は数ヶ月だという。

家族への感染を抑えるために、ヴァイオラを隔離しなければいけない。

夫婦の部屋がいいと必死にヴァイオラはアーサーへ懇願するも、娘イザベルのためだとヴァイオラは一人別室で過ごすことになったしまった。

パーディタを蝕むものの始まり

 

ヴァイオラは治療のかいもなく、司祭は臨終の儀式をおこなうためにやってくる。

司祭は「あなたの居場所を用意します。そこから戻っておつれします。そうすれば迷うことはありません」と唱え、ヴァイオラに復唱するよう促す。

しかしヴァイオラは「断る。どこにも行かないと神に伝えて」と強い口調でいってのける。

 

「もう君の体は施しようがない。せめて魂だけは救いたい」とアーサーはヴァイオラに訴える。

その様子を見ていたパーディタが「よく聞いてヴァイオラ。あの司祭と彼が媚びをうる神に伝えるのよ、断ると。神は理解すべきよ、彼女をつくったのだから。彼女は行かないといってるの」と姉を力強く励ます。

ヴァイオラは嬉しそうな表情を見せた。

歪み始める家族

それから5年が経ち、すべてが変わった。

 

娘イザベルはリビングにて読書をしていたが、叔母パーディタにベッドへ行くよう促される。嫌がるイザベルを父アーサーが「踊らないか?」と誘う。

音楽が必要ねと嬉しそうなイザベルに、アーサーはリズムがあれば踊れるとワルツを楽しむ。機嫌をよくしたイザベルは、パーディタの踊る姿を見たことがないとダンスへ誘う。

 

アーサーが手を差し出した。

「嫌よ」と断るも結局イザベルに促されアーサーと踊るパーディタ。

偶然にも姉ヴァイオラが、2人の姿を見ていた。

 

ヴァイオラは、医者や司祭の予想に反し生きていた。

「ママ起きてたの?」と駆け寄ろうするイザベル。ヴァイオラも駆け寄るとするが、嘔吐してしまう。

パーディタは慌てて駆け寄り、手を差し伸べヴァイオラを支えようとするが、ヴァイオラはその手を払いパーディタの顔を平手打ちする。

 

ヴァイオラは体をひるがえしベッドに戻もうとする。それを無言で支えるパーディタ。

2人の背中を見送るアーサーとイザベル。いたたまれない空気がその場を包みこんでいた…

 

ベッドに戻る最中ヴァイオラはパーディタに謝る。

「夫のダンスの代わりはいらない。他の代わりも…」とパーディタに伝える。

 

ヴァイオラは夜中部屋を抜け出し、夫婦の寝室へゆく。

ベッドにはアーサーとイザベルが仲良く寝ていた。その姿をみて涙を流すヴァイオラ

 

ある日、ヴァイオラはパーディタにイザベルと寝たいとお願いをする。

しかしパーディタは日に日に悪化する病状を口にし、「無理よ」と答えた。

その返答に妻の座を奪う気なのかとヴァイオラはパーディタに詰め寄る。

 

「アーサーが私を見るのは寂しいからよ。この5年間夫としての努めは、悲しむことだけ」とパーディタ。

ヴァイオラは「許さない」という言葉とともに、パーディタに平手打ちをする。

 

「それくらいわかる。イザベルのことを考えて。母の思い出を抱えて生きていくの。こんな姿をおぼえていてほしい?今からでも変えられるわ」というパーディタの言葉に、ヴァイオラはたまらずまた平手打ちをする。

パーディタは無言で姉を介護し続けた…

パンドラの箱

©Netflix

ヴァイオラは病に伏す前に、館にあるあらゆる宝石やドレスをすべて自室に集めさせた。

次々と運びゆく使用達を、パーディタは怪訝な表情でみつめるしかなかった。

 

ヴァイオラ自身、今となっては指輪やドレスに未練はない。

すべてはイザベルの物として残すことを決めたのだ。

ヴァイオラはイザベルの役に立つまで誰にも渡さず大切に、鍵をかけて保管していてほしいとアーサーに託した。

アーサーはその全てを約束した。

ヴァイオラの死

時とともに財産は減り、アーサーは海を渡り出稼ぎにゆくが、その不在で真実が明るみに出た。

すべての物事には、限界となる境界線が存在する。

姉の看病をするパーディタにある考えが浮かんだ。

実は1年前からそれは心に浮かび、徐々にパーディタの心を蝕んでいた。

 

その夜、秘めた思いが姿を現した。

咳き込む姉ヴァイオラを、ベッドで背後から抱きしめているパーディタ。

その目には涙がうっすら浮かんでいた。思いはパーディタの手に伝わる。

パーディタの手がヴァイオラの口と鼻を覆う。

これは情けなどではない。毎日のように叩かれ、罵倒されてきたのだ。

パーディタが最後の瞬間に気づいた思いは「限界」だった。

 

パーディタの手に押さえつけられたヴァイオラはもがくが、もうすでにパーディタを押しのけるほどの体力はなかった。

ヴァイオラは誰にも気づかれず、事切れた。

アーサーの再婚

アーサーはヴァイオラの死を冷静に受け止めた。

屋根裏部屋の約束のトランクに鍵を掛け、封書にいれ「開封厳禁」と書き、自身の書斎の引き出しにしまう。

 

アーサーは館の主になった。

人々はアーサーがすぐに再婚するだろうと考えていたし、若い女性達も彼との結婚を望んでいた。しかし喪が明け半年が過ぎても再婚は実現しなかった。

 

アーサーはパーディタにヴァイオラを重ねていた。他の人が目に入らないほどに。

そして2人は人知れず結婚した。式は屋敷内の教会で執り行った。

ヴァイオラには秘密の結婚だった。

その足元にはヴァイオラの墓石があることを知ってか知らずか…

 

結婚初夜。

姉夫婦のベッドはパーディタのものになった。パーディタの望みは謎のままだが、アーサーは若く美しく、亡き妻と血を分け合ったパーディタを手に入れた。

パーディタの欲

結婚し3年が経っても、2人には子供が生まれなかった。

そして養女のイザベルはパーディタを認めなかった。

 

アーサーは多くの負債を抱えていたため、大幅な削減を余儀なくされていた。

パーディタは、かつてのヴァイオラのような贅沢は許されなかった。

しかもヴァイオラの高価なドレスは、イザベルのために保管されているのだ。

そしてヴァイオラの6年目の命日の日、パーディタは決心した

 

書斎でパーディタはアーサーに、金品を溜め込んでいるせいで、屋敷は荒れ果てメイドと雇うこともできないと詰め寄る。

屋敷を守るためなら姉ヴァイオラはどんなことでもやる。

生活を立て直すために、ヴァイオラのトランクを開けるように要求したのだ。

 

アーサーは冷静だった。

パーディタの提案は受け入れられないと断り、パーディタにワガママで偽善者だと罵られても「約束であり、誓いだ」と、二度とこの話には触れないよう伝え、話を終わらせるのだった。

パーディタの死

ある夜。

パーディタはアーサーの引き出しから封書を取り出す。開封厳禁の封筒だった。

その中身のキーを手に持ち、ロビーの姉の肖像画の前を勝ち誇ったように通り抜け、パーディタはトランクの前に立った。

 

ついにトランクが開かれた。

中のドレスはまるで仕舞われたばかりかのように、そこに静かに眠っていた。

パーディタはその美しさに誘われるがまま、ドレスを手に取りうっとりと見つめた。

すると次の瞬間、ドレスの袖から両腕が飛び出し、パーディタの首をしめた。

©Netflix

アーサーはパーディタを探していた。

そしてトランクの部屋までたどり着くと、何かを発見し走り寄る。

パーディタはそこにいた。

死の瞬間に恐怖をあじわったのだろう。その目は白く濁り、叫び声をあげたかのように口を開き、全身をのけぞらせた姿に変わり果てていた…

ヴァイオラはトランクの中

ここで時間は、ヴァイオラが永遠の眠りにつく夜に戻る。

 

パーディタに呼吸をとめられ、ヴァイオラはもがいた。

次の瞬間、夢からさめたようにベッドから飛び起きるヴァイオラ。

気がつくと、トランクのドレスたちのように、自分自身に薄いベールが掛けられ、そこら中に花びらが散らされている。

©Netflix

急いでベッドからおり、部屋を出ようとドアノブをひねるも鍵がかかり出られない。

窓を開けようとカーテンを開くと、重いなにかに塞がれ、空をみることもできないではないか。

部屋のワードローブを開けると、たくさんの花びらと薄いベールがひらひらと舞い落ちてくる。

 

ヴァイオラは鏡に姿を写し驚いた。

自分の知る姿とはかけ離れ、美しさを取り戻していたからだ。

しかしヴァイオラは何かに気づき、悟ったかのようにベッドへ戻り眠りについた…

 

そしてヴァイオラは目覚めるたびに、ドアノブや窓、ワードローブを確かめ鏡をみて眠りについた。

何度か繰り返し、ある時彼女は自分が死んでいることを悟った。

夫がヴァイオラのことを忘れたこと。娘が母親なしに成長していること。

ヴァイオラが本当にいたのは、トランクだったことも。

この世でも罪滅ぼしが終わった時、見返りとして部屋の扉が開かれるのだ。

 

そしてその時は、鍵をもったイザベルがトランクを開けに来る日にほかならない。

ついにパンドラが開く

 

ヴァイオラはお気に入りのドレスを胸に抱え、少女のような笑みを浮かべドアの前で待った。

途方も無い時間が過ぎ、その時が訪れた。

鍵をひねる音が鈍く響く。ノブがまわり扉が開いた。

 

部屋に入ってきたのはパーディタだった。

ショックのあまり手元のドレスを床におとすヴァイオラ。

そのドレスをパーディタは無邪気に拾い上げ、うっとりとしている。

ヴァイオラの衝撃は瞬時に怒りへと変わる。その両手がパーディタの首を締め付けた…

 

命を失い後ろへ倒れ込むパーディタ。

トランクからドレスを纏ったヴァイオラが出てきた。そこにパーディタを探していたアーサーが現れパーディタへ走り寄る。

ヴァイオラが久しぶりに見たアーサーの表情には、深い悲しみだけが見て取れた。

ヴァイオラは耐えられず、再び眠りについた。

永遠の別れ

葬儀の後、親子の生活は変わった。アーサーの事業は不振、館は失ったも同然だった。

2人は質素に暮らすために、館を売り離れることにした。

 

アーサーとイザベルの親子2人暮らしが始まる。

実はもうひとりいる。ヴァイオラだ。

ヴァイオラはようやく親子3人になれたと幸せを感じていた。

(ヴァイオラは引越し先にトランクも連れいてってくれると思っている。なぜならヴァイオラはトランクの中にいるから)

 

2人は所有物の大半を館に残すことにした。

ヴァイオラの長年の苦しみが、ようやく報われようとしていた。

 

しかしアーサーは迷信深いうえに、パーディタの奇妙な死に顔を見ていた。

アーサーは、トランクをイザベルと2人で湖に投げ入れた。

呪いを断ち切り娘を守るには、こうするしか他に方法がないと確信していたのだ。

 

トランクの中で嬉しそうに、イザベルに開けられる瞬間をヴァイオラは待っていた。

しかし聞こえてきたのは、水に飲み込まれる音。

年頃になった娘に、無残にも見捨てられた瞬間だった。

 

ヴァイオラは深く傷ついた。

臨終の夜と同じように、全身全霊でヴァイオラは「どこにも行かない」と誓った。

一度は館の主になったウィロビー家の長女は、何があってもしぶとく生き続けることになった。

 

成仏をやめたヴァイオラは不思議な重力を生み出し、この世に留まった。

こうして館の運命が永久にかわった。

眠り目覚め、孤独になる

ヴァイオラは眠り、そして目覚める。

湖の底から出てきては、歩きまわり館へ帰っていく。

家族3人で眠った場所・寝室へ向かうが、誰もいないベッドをみつめ思い出し涙を流す。

また心に傷を負うのだ。そして眠りにつくため、静かに湖へ帰っていく。

 

ヴァイオラは、何度も何度も眠り、全てを忘れ目覚めた。

10年たった町でペストが流行り、館が隔離場所になってもヴァイオラは気づかなかった。

ヴァイオラの姿が見えた医者が、防護服を身に付けていないヴァイオラを咎めると

ヴァイオラは片手で医者の首をしめ、命を奪ってしまう。

 

命を奪われた医者は、その瞬間に魂がぬけ幽霊となり彷徨い始める。

そしてヴァイオラに命を奪われた者たちにも、彼女の重力が伝染しこの世に魂が残り彷徨うはめになったのだ。

 

ヴァイオラは湖の底で眠り、目覚めた後屋敷を彷徨い、人の命を奪うことを繰り返すたびに忘却の程度は悪化していった。

自分や妹の名前を忘れると、今度は顔が消えていった。

ある時寝室のベッドで子供を見つけても、なぜ探していたか思い出せない。

かすかに子供を探していたことは覚えていたため、ヴァイオラはこの子に違いないと抱きかかえ湖に入っていった。

©Netflix

他の幽霊たちも同じ運命をたどり、皆顔が消えていった。

彼らはヴァイオラの力で、館に囚われている。

今やヴァイオラは感情だけの幽霊になった。名前も顔もなく、女性でもない。

残ったのは欲望、孤独そして怒りだけだった。

 

屋根裏で命を落としたパーディタ。

彼女は姉の存在を忘れ、殺し殺されたことも忘れた。

皆が命を落とした訳

ヴァイオラの歩く道に足を踏み入れたものは、皆ことごとく命を奪われた。

館に長らく仕えた使用人もその巻き添えにあう。

 

ヴァイオラの重力に囚われたものは、ブライの館で命を落とした人たちだった。

皆不幸な運命だった。

彼らの命を奪ったのは、運命や悪事、病気そしてまわりの人々だ。

 

今まさに、館から逃げ出そうとしている2人がいた。

教育係のダニとフローラだ。

この2人も助からないだろう。

 

ダニはフローラの手を引き、屋敷の境界線へ必死に走っていた。

なんとしても、今夜この境界線を超えなければならない。

せめてフローラだけでも連れ出さなければ。

 

しかし途中、フローラが雰囲気を察したのか「このゲーム嫌い!!」とその場に強く立ち止まる。

フローラもゲームを終わらせるのに必死だった。兄マイルズの名を呼び、消えた兄の姿を探し始める。

©Netflix

その時だった。

ダニがヴァイオラの「歩む道」に脚を踏み入れていた。

ヴァイオラが突然現れ、片手でダニの首を捕らえ締めた。

叫び声を上げるフローラ。

ヴァイオラはそのままの状態でダニを引きずりだす。

今まで命を奪ってきた者たちにするのと、まったく同じように…

[つづく]

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