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ネタバレあらすじ第3話|Netflixオリジナル『事件現場から セシルホテル失踪事件』

Netflixオリジナル『事件現場から セシルホテル失踪事件』、第3話のネタバレあらすじをお送りします!

 

第3話は大きく、4つの話題で構成されております。

  1. 遺体発見後のYouTuber・ミステリ好きたちの推理
  2. 警察・検視官の見解
  3. ウンターベガーについて
  4. ネット上の容疑者

 

ついに容疑者はあらわれるのか!?

©Netflix

第3話『不可解な謎』ネタバレあらすじ

貯水槽から出された遺体は検死に回され、触れられた可能性のある場所は全て指紋をとりましたが、容疑者につながる証拠はでませんでした。

 

不思議なことに、犯罪行為を裏付けるものは何もなかったのです。

 

エリサ失踪事件を担当した元LAPDのティムは

「34年間の警察人生の中でも、エリサのケースは極めて異常だった」と語ります。

どうして彼女は、セシルホテル屋上の貯水槽の中にいたのか?

これは事故なのか?事件なのか?

捜査は混迷を極めます…

遺体発見後の謎解き

2013年2月20日、遺体発見翌日。

ネット上でのセシルホテルへの関心は、一気に高まります。

ジョンをはじめ多くのYouTuberが「真実を知りたい一心」で、事件現場となったセシルホテルへ取材に訪れるのです。

 

まず着目されたのが、エレベーターでエリサが押したボタン。

エリサは縦3列のボタンの内、真ん中の列を上から下に押しています。

にもかかわらず、一向に閉じる様子のない扉。

そしてエリサが降りた後も、長らく開き続けています。

 

じつはエリサ押した中央列のボタン。一番下は「開延長」ボタンでした。

ジョンたちは実際にエレベーターに乗りこみ、「開延長」ボタンを押し、開き続けている時間を計測。

すると約2分間開いたままになることが判明。

意図的かどうかは不明ですが、エレベーターを止めていたのはエリサ自身だったのです。

 

そしてこの訪問取材より、もう一つわかったことがあります。

エリサが中央列の一番上のボタンを押したとき、押されたことを意味するライトが付きません。

これはエリサがエレベーターに乗り込んだのは、屋上の真下である14階であることが判明したのです。

(エリサは5階に宿泊をしています)

 

監視カメラ映像でのエリサの行動通り、エレベーターを14階で降り、左に向かうYouTuberたち。

そのまま進むと、一筋の光が廊下に差し込みます。

誘われるように光の先に向かうと、外の非常階段があらわれるのです。

 

ただ、警察犬が探知したのはエリサが宿泊した5階の非常階段。

そこから屋上へ向かった可能性は十分に考えられます。

 

ですが屋上に上がる方法は他にもありました。

内階段です。

 

しかし元総支配人・エイミーは、エリサは外の非常階段を使って屋上に行ったとキッパリと主張。

なぜなら内階段の扉の鍵は、施設管理者・オーナー・警備員のみが所持

しかも開けると警報がなる仕組み

警察は遺体発見後、内階段の扉に異常はなかったと発表しております。

 

YouTuberの中には警備員に鍵を開けてもらい、屋上を記録した人もいました。

床上にタバコの吸い殻が散らばり、空のビール瓶も転がっています。

人の出入りが頻繁にあった様子。

 

取材をした1人は、

「隣のビルまでは、フットボール場1つ分離れていた。叫び声を上げたところで、誰かに聞こえるだろうか?」と心配になったと回想しています。

 

遺体発見の状況により、貯水槽に遺体を遺棄するのには計画性が必要と考えた人々。

現場に詳しいホテル従業員や宿泊者を疑い始めますが、それに足る証拠を見つけ出すことはできませんでした…

警察と検視官の見解

エリサと2人の男性

そんななか、警察は防犯カメラの映像を再検証することにします。

エリサに接触した人物を洗い直すためです。

 

すると、エリサが男性2人と一緒に、ホテルへ帰ってくる姿が映し出されていたのです!

カメラで捕らられたのは彼らのみ。

男性1人が持っていた箱をエリサに手渡し、彼女は箱を手にしたままホテルへと入って行きます。

男性2人はそのまま立ち去ってゆきます…

 

ホテルに残っていたエリサの私物から、その箱が発見されます。

なんとその箱は、The Last Booksotreの箱だったのです。

書店の従業員は、彼女が購入したことを覚えていました。

旅行中に立ち寄ったため、自分で本を持てるのか心配しており、

男性2人がホテルまでの配達をおこなったことが判明。

 

警察はこの2人の行動に目を光らせますが、ホテルに戻ることはありませんでした…

発見された遺体の死因は?

法医学博士ジョン・トバルがエリサの解剖を担当。

 

貯水槽の底から発見された衣服は、エリサがエレベーターに乗っていたときのものと一致。

そのため、高い確率で失踪まもなく死亡した可能性があります。

しかし腐敗が進んでいることや、貯水槽の状態などの条件データが不足していることもあり、死亡時刻は特定できません。

 

遺体には骨折や首をしめられた後、銃槍や刺創もない状態。

レイプ検査も行われましたが、証拠はでず。

結局彼女を死に至らしめた、外傷・内傷ともに見当たりません。

 

溺れた可能性も考えられましたが、気道に泡などの付着がないため断定は出来ず…

残るは薬毒物検査の結果がですが、これは結果が出るまでに数週間かかることもあります。

法医学博士ジョンは世間での事件の注目度も考え、この時点での死因の特定は行いませんでした。

では蓋はどうやって閉めたのか?

遺体発見から4日後。

ネット上では、検死結果に不満や疑問が続出。

 

遺体発見前に警察犬が探索を行ったのにも関わらず、見つかられなかったからです。

屋上まで行きながら、なぜ貯水槽の中を探さなかったのか?という疑問から

警察の誰かが発見を遅らせたのでは?という噂まで立ちます…

 

YouTuberジョンは遺体発見後、実際にセシルホテルへ足を運んだ1人。

捜査の役に立ちそうなものは色々見つかりましたが、貯水槽のフタをどうやって閉めたのか?という謎は残ると語ります。

 

「仮に彼女独りでなんとか屋上にあがり、貯水槽に登ったとしよう。

残るは疑問は貯水槽に入った方法だ

 

貯水槽は高さ約3メートル、直径2メートル。

横にはしごがあり、上部にフタ(ハッチ)が付いている。

フタに蝶番はなく、ただ四角い金属の板が穴をピッタリと覆う形になっています。

なんとこのフタ、重さが約10キロ。

 

貯水槽内にはしごはありません。

水に浮いたとしても指先からフタまでは相当な距離があるはず。

もちろん足場もありません。

 

自分でフタを外し、きっちり閉めることなどできるはずがない。

誰かがいたのでは?という考えは、やはり払拭できないのです…

ジャック・ウンターベガーの宿だった

多くの人が他殺ではないか?と考えていました。

ホテルの位置するスキッドロウでは、治安の悪さから女性が姿を消すのは日常茶飯事。

その行方は誰にもわかりません。

 

1991年、オーストリアのジャーナリストであるジャック・ウンターベガー。

彼はLAの風俗街にかんする記事のため、セシルホテルに宿をとります。

 

元セシルホテルの入居者によると、ホテルの先には売春婦が多く集まるエリアがありました。

ウンターベガーが取材していたのは、中心街での売春にたいする警察の取締。

ウンターベガーは売春婦や客の人生に、調査を通じて没頭していきます。

取材をかねて、ホテルによく売春婦を呼びよせます。

 

しかし誰も知らなかったのです。

彼がすでに殺人で有罪判決を受けた、売春斡旋人でレイプ魔であることを。

 

1974年オーストリアで、強姦殺人の罪で投獄。

1990年代初頭に釈放された直後に、彼の周囲で女性たちが遺体で発見されます。

 

疑いが掛けられたウンターベガーはアメリカに逃れます。

その後、LAで3人の売春婦が遺体となって発見されます。

彼にとって、セシルホテルは獲物の物色に好都合だったのです。

LAPDまで隠蔽に関与?

世間がLAPDの事件関与まで疑い始めるさなか、ミステリ好きやYouTuberたちは奇妙な発見をします。

①映画「ダーク・ウォーター」の再現説

まずは、映画『ダーク・ウォーター』と事件の共通点。

エリサ失踪の10年前に日本で作成され、2005年にアメリカでリメイクさた作品です。

 

古い建物に母娘が越してくるところから物語はスタート。

その娘ちゃんが着ていた赤い上着が、エリサの羽織物とそっくりなのです。

 

しかも映画のなかでも、変色した水が蛇口からでてくる場面は、

セシルホテル宿泊者が同様の苦情をいったことを思い起こさせます。

 

最大の共通点は、主人公の娘ちゃんがタンクの中へ落ち亡くなってしまうことでした。

映画のプロットが、エリサの事件と同じだったのです。

この映画に倒錯した誰かが、映画を再現したのでは?と考える人も出始めたのです…

②政府による、結核流行を隠蔽する陰謀説

これまた奇妙な共通点なのですが、

スキッドロウの路上生活者約4,600人に、結核が流行しはじめます。

 

流行りだしたのが、エリサ遺体発見からたった数日後です。

なにより人々の関心を引いたのが、結核診断に使用する検査の名前です。

その名も”LAM-ELISA法”!!

エリサ・ラムの姓名を入れ替えただけで、文字のスペルまで一緒だったのです。

 

この奇妙な一致に推理好きたちは、政府陰謀論を唱えるものまであらわれます。

なかにはエリサは生物兵器だったと仮設をたてるものまでいました。

彼は有力な容疑者なのか?

推理好きの間では派閥が出来始めていました。

陰謀論者や、ただただ真相を深く知りたいと真実を追い求める人々。

 

多くのYouTuberが、ホテル従業員や宿泊者などの関係者を独自で調べ始めます。

そのなかの誰かが、YouTubeでとあるミュージシャンの動画を発見します。

 

彼はデスメタルのミュージシャン。暴力や死に傾倒していました。

彼が配信していたなかに、衝撃的な動画が発見されます。

それは彼の曲のミュージックビデオなのですが、主人公の女性が命からがら逃げるも最後には殺害されてしまいます。

この動画の公開日が、エリサの死後数日後。

 

さらに彼を深堀りすると、さらに奇妙な動画をつぎつぎ発見。

しまいには、水中で溺れゆく女性に関する歌まで見つかります。

YouTuberジョンはをはじめ、多くのYouTuber・推理好きが「全てがあまりにも出来すぎている」と確信。

人々は彼が犯人だと思い始めます…

<つづく>

※ひとりごと…※

第3話のラストはさすがに「本当!?」と、首をかしげながら観ちゃいました。

やっぱり人間注意しないと、見たいものしか見ないし、聞きたいことしか聞かないのだなと少し反省。

まだ4話は見ていませんが、彼が本当に犯人なのでしょうか?

違うと思うけどなぁ〜

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