わたくしtemita、とにかく大どんでん返しが好きなんです。
あの伏線がみごとに回収されていく爽快感。
たまりませんw
ということで、今回は私のお気に入り「大どんでん返し」コレクションを語ります。
①『ユージュアル・サスペクツ』
最後の2分間をあじわうために、見る映画。
【あらすじ】
港でマフィアの麻薬密輸船が炎上する。
爆発や銃殺による複数の死体が発見されると、警察はマフィアの抗争と判断。
この事件で唯一生き残ったヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー)は、
警察署によばれ事件の一部始終を話しするよう求められる。
キントは密輸船を襲うことになったいきさつを話はじめる。
5人の前科者があつめられ、事件をおこしたという。
そこで警察は意外な人物の名前を耳にする。
実在しないのではとも言われている伝説のギャング「カイザー・ソゼ」が、
前科者たちを密輸船へ向かわせたという・・・
〈感想〉
いままで観てきた映画のなかで、ダントツの大どんでん返しっぷり。
登場人物が多いが、唯一生き残った犯人の回想をおう展開。
最後の最後である事実がわかるが、証言が二転三転しているため、
一体なにが真実なんだと脳内がぐるぐる。
一人で鑑賞するのではなく、なるべく多くの人と鑑賞することをオススメします。
なぜなら、鑑賞後必ず皆でわーわー騒いで盛り上がるから!
ぜひ「やられた!」感をあじわってほしいです。
カイザー・ソゼの仕掛けた事件に、鮮やかにふりわまされよう。
〈作品情報〉
脚本を担当したクリストファー・マッカリーは本作でアカデミー脚本賞を受賞。また、ケヴィン・スペイシーは本作でアカデミー助演男優賞を受賞している。
監督 ブライアン・シンガー
上映時間 106分
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(本ページの情報は2019年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください)
②『ライフ・オブ・デビットゲイル』
突きつけられた真実に、呆然としながらエンドロールをながめるコトになる映画。
【あらすじ】
長年レイプ殺人事件の罪で服役しているデビット・ゲイル(ケビン・スペイシー)。
死刑判決をうけ、執行を4日後にむかえる予定だ。
自身の半生をかいてもらうため、ジャーナリストのビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を呼び寄せる。
ビッツィーはデビットの話を聞くうちに、彼は濡れ衣であると確信。残された時間で、彼の無罪を立証するため奔走する・・・
〈感想〉
死刑制度を問う映画。
これを観たあと、自身の「裁判」や「裁判で語られる真実」にたいする向き合いかたを考えさせられます。
主人公自身がライフワークとしていた死刑制度撤廃。
しかも冤罪での死刑判決。
無罪を確信し奔走した記者がたどりついた真実に、観たひとはぼうぜんとなるはず。
わたしはどこまで自身の主張のために、犠牲をはらえるのかと一瞬かんがえました。
ほんとに一瞬でしたがw
〈作品情報〉
監督 アラン・パーカー
上映時間 131分
③『悪のクロニクル』
期待していなかっただけに、想像のななめ上をいくどんでん返し。
【あらすじ】
江南署につとめるチェ・チャンシク(ソン・ヒョンジュ)は、事件解決におおきく貢献したとして表彰をうける。
出世も約束されるなか、祝の席のあと、タクシー運転手とケンカになり殺してしまう。
自身の進退にかかわることをおそれたチャンシクは、第三者に捜査がむかうよう証拠を隠滅しその場をさる。
しかし翌朝、世間はセンセーショナルなニュースにおどろく。
ある男の死体が空中から江南署を睨むように、クレーンで吊るされていたのだ。
出勤したチャンシクは、その死体が昨日殺したタクシー運転手であることに打ちひしがれる・・・
〈感想〉
過去にこの映画だけで1ページ感想をかきました。
また書くぐらい好き。
白状します。
最初はパク・ソジュンでミステリーだからみました。すみません。
その効果もあったのか(結構失礼)、
どんでん返しはまったく期待していなかっただけに、みごとに振り回され、
みごとにだまされた作品。
真犯人が登場するまで、まったく誰が犯人か想像もできなかったです。
考える暇をあたえないほどに、無駄なシーンがなく展開していきます。
貧困や差別、権力の暴走といった社会の闇も描いております。
そこに気をとられないでください。
置いてけぼり注意です。
〈作品情報〉
監督 ペク・ウナク
上映時間 102分
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いちおう過去記事おいておきます。みてね!
④『ヴィレッジ』
この壮大な仕掛けは、予想できない。
【あらすじ】
1800年代のとある村。
こじんまりとしたその村にすむ人々にある一つの掟があった。
それは「森に入ってはいけない」ということ。
森にはいると獣がおり、村全体が襲われるからだ。
その村にくらす盲目のアイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)は幼馴染のルシアス(ホアキン・フェニックス)と密かに婚約する。
その婚約に同じく幼馴染のノア(エイドリアン・ブロンディー)は嫉妬。
ルシアスを刺してしまう。
村の薬では手に負えないほどの傷をおったルシアス。
アイヴィーは父親に街で薬を買うため、森をぬけたいと申し出るも反対される。
婚約者のルシアスを助けるため、アイヴィーは密かに森をぬけることを決意する・・・
〈感想〉
M・ナイト・シャマランの作品のなかで唯一すき。
というかシャマランさんの作品、あまりみてないかも。
とりあえずこの映画の「オチ」が大好きです。
まさかこんな真相なんて考えもしなかった。
アメリカだったら、ありえるよねーー!と外国人におもわせる、この壮大なオチ。
とても好きです。
ただ、このノリで映画「ミスト」をみると、かなり精神的にダメージをくらいます。
〈作品情報〉
監督 M・ナイト・シャマラン
上映時間 108分
⑤『ピエロがお前を嘲笑う』
原作タイトルが”Who am I”、ちゃんと意味がある。
【あらすじ】
学生時代から、うだつが上がらずまるで透明人間のような存在だったベンヤミン。
しかしひょんなことから、マックスに出会いハッカー集団「クレイ」を結成することに。
数々のイタズラをしかけ大成功させる姿に、世間は注目をするが、ダークネット界の大物にはあざ笑われてしまう…
尊敬するMRXの態度に激怒したマックスは、さらなるイタズラを仕掛けようと…
〈感想〉
このトリックはなかなか見破れないですねーー。
確かに、前半ちょいちょい印象的なモノが出てくるのですが、まさかこんな伏線になっていたとわっ!と後半唖然としっぱなしです。
日本タイトルは映画の中より「ピエロが〜」になっていますが、オリジナルタイトルは”Who am I”。
見終わったあと、その意味がよーーーくわかる作品です。
どうでしょう、気になる作品はありましたか?
では良い週末を。
⬇こちらも意外な人が真犯人①