どんでん返しというか、オチが2回ある映画。
「二度見必至!巧妙に仕掛けられたトリックとどんでん返しが痛快な、傑作サスペンス!」の文言を観たら最後。
どんでん返し好きとしては、クリックせずにはいられなかった…
でも、二度見することはありません!
※目次で、ネタバレになっています。ご注意を!
【あらすじ】
とある大手企業につとめながら、「青年のメンター」と異名をもち、
自己啓発本作家としても成功したチョン・ドジュン(チ・スンヒョン)。
しかし、家庭はうまくいっておらず、
妻と娘はカナダに移住したきり帰って来る様子はない。
社会的成功をおさめながらも、海外の家族をおもい、
まったく遊ぼうとしない真面目なドジュンに同僚は呆れ顔。
娘の誕生日が間近になったある日、ドジュンの携帯がなる。
帰国予定だった娘が体調不良のため、妻ともども韓国にかえらないという。
じつは妻の浮気をうたがっていたドジュン。
怒りにまかせ、タバコを買いに家をでたドジュンは、その途中でチンピラに絡まれる若い女性を助けるが…
【考察】
映画終了5分前にわかるオチ
設定はよくある、
「真面目さんがうっかり欲に身を任せたら、バチがあたってしまった」状態からスタートします。
女性に誘われるがままに、ホテルで楽しむドジュン。
薬をもられたせいもあり、夢か現実かあやふや。
朝おきてみると、隣で女性が死んでいる状態で横たわっています。
あわててドジュンは逃げ出すのですが、そこから彼に悲劇が怒涛におしよせます。
ストーリーの途中で、光により目を覚ましたような、
我に返るような素振りをみせるドジュン。
これがこの映画の謎をとくカギとなります。
映画終了5分まえに、とある「解答シーン」がでてきます。
いわるゆオチです。
このオチを観たとき、「こんなオチなの?」と正直しょんぼりしました。
たしかに、途中途中「ん?」とひっかかることろはあったんです。
なぜ、ただの会社員+執筆家がこんなにもケンカがつよいのか?と。
これにもきちんとした答えは準備されていました。
ですが、これがオチだと簡単に答えが準備できちゃうんですよね…
映画終了2分前にあらわになる意外な答え
と、やや興ざめになりながら観ていると、そこからまたひと展開あり。
…え?そっちなの?
とおもわせて、エンドロールですw
そこで思い出したのは、この『パズル 戦慄のゲーム』配信ページにかかれていた
「二度見必至!」の文字。
うーーん…二度目は結構ですw
たしかに、一度目のオチのままだと、多くのひとは納得しないと思います。
だけど二回目のオチでも、「やられた!」とは残念ながらならなかったです。
むしろ、ほかのオチはなかったのかと関係者と膝を突き合わせて小一時間談判したいほどw
黒幕の動機も、チープだったですし…
結局、いままでのモノがすべて現実だったとしても何に対して戦慄をするのでしょうか?
どちらであっても、あの最後をむかえるからでしょうか?
【サブタイトルが答え】
もうこの一言につきます。
サブタイトルのまんまですw
今回はすこし辛口になりますが、ひさびさにこんな映画をみました(悪い意味で)。
「この映画おもしろい?」と聞かれれば、素直に「おもしろくない」と答えてしまいます。
楽天TVでの配信で視聴しましたが、評価に☆が一個もついていなかったんですよね。
今なら、その意味がわかりますw
私も無星をつけたいw
そんな映画『パズル 戦慄のゲーム』でした。
(…ということで。この映画をみようとしている方…ほかのものをご覧になったほうが…いいかも…です…。ほかのものを観るのです…ゴニョゴニョ)
本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。
https://temitakms.com/uns/?=1480
↓予想出来なかった面白さで、ほんとに2度見た作品
こちらは裏切りません。