韓国ドラマ

本当にロマンスが別冊付録だった件。【韓国ドラマ】ロマンスは別冊付録@Netflix あらすじと感想(ネタバレなし)

ただのラブストーリーではない。

本当にロマンスが別冊付録だった本作。

先日全話観終わりました。

本作のあらすじと感想をネタバレなしでお届けします。

【あらすじ】

人気作家でありながら、出版社編集長をつとめるチャ・ウノと20年来の親友のカン・ダニ。

ダニは夫の浮気が原因で離婚し一年が経とうとしていた。

一人娘を海外へ留学させつつ、再就職をするため就活真っ最中。

ただ、年齢・長年のブランクなどが足かせとなり落ち続ける毎日だった。

偶然ウノが務める出版社にて、高卒限定の仕事を発見。

自身の学歴を偽り(本当は大卒)、ウノに内緒でエントリーをする・・・

イ・ジョンソク入隊前最後の作品として公開。現在はNetflixにて独占公開中です。(2019年6月現在)

【感想】

本当に恋愛は別冊付録だった件

f:id:temitakms:20190917192654j:plain出典 Netflix
こんなおもしろいメンバーと、私だって働きたい・・・ 

タイトルに「ロマンス」が入っているだけに、ラブラブぶりを楽しむドラマなのね!と意気込んで鑑賞。

 

確かに二人の甘〜い関係を楽しむ場面もあります。

が、意外にも「女性の経済的な自立」について描いていたシーンが多い印象です。

 

カン・ダニは大学在学中に広告業界のコンペにて優秀な成績をおさめ、大手広告代理店へ就職。

その会社でも、聞けば皆が「あれね!」とすぐに分かるテレビCMを多数手掛けます。

輝かしいキャリアですが、その「実績」が再就職の壁に。

 

「自分より実績がある新人が来てもね〜」と煙たい存在になるからです。

そんな踏んだり蹴ったりの状況から抜け出す奇策は、「逆・学歴詐称」ww

 

ご想像どおり、心強いチャ・ウノのお膝元に無事再就職を果たします。

しかし、そこからまた「実力」と「学歴」の壁がカン・ダニの前に立ちふさがります・・・

こちらはぜひ、カン・ダニとともに思い悩みながらドラマをお楽しみくださいw

【オマージュという、もうひつの付録】

f:id:temitakms:20190917192727j:plain出典 Netflix
こんなキレッキレの上司と、私だって働き・・・ 

「出版社」が舞台なだけに、昨今話題の「1982年生まれ、キム・ジヨン」を連想させるセリフもあります。

 

年齢・出身大学などで、評価される機会も与えてもらえない絶望感は万国共通。

そして子供を持つと、「〇〇ちゃんのお母さん」と名前をよんでもらえない、なんともいえない空虚さ。

女性として生きることの「こころの葛藤」を、そっとロマンスの中にしのばせた作品です。

 

少しシリアスになってしまいましたので、もう1つうれしい付録の話題を。

じつはイ・ジョンソク好きの方には、制作側よりステキな付録がついてます。

他のブロガーさんも触れてましたが、なんと「君の声が聞こえる」のオマージュシーンがあるんです❤

こちらも間違いなく、ニヤニヤシーンのひとつですね!

 

あと、本好きにはたまらない場面も多いです。

本が本になるまでの楽しくも、胸を掻きむしられるような悔しさ(?)が散りばめられた作品です。

 

何より、イ・ジョンソクが美しいw あの肌管理はどうなっているのか聞いてみたい。

これを観て、イ・ジョンソクに惚れない人がいるんだろうか・・・

ドラマ『君の声が聞こえる』もレビューしてます。

ぜひどうぞ!

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