パク・ボヨン主演の映画『京城学校 消えた少女たち』。
Netflixにて鑑賞しました。さっそくレビューです!
【あらすじ】
日本軍に統治された1983年の韓国。父の再婚相手から病気を理由に山奥の療養学校に入れられたジュラン(パク・ボヨン)。
日本人名を「静子」とつけてもらい、新しい環境での生活がはじまる。
だが体調はすぐれず、毎日始業前に点滴をうつ毎日。
ある日仲良くなった子から、「静子」の名を以前にも使用していた子がいたと告げられる。
その子は別れもつげず、突然家に帰宅したという。
体調も回復しはじめた頃、ジュランは学校内で血だらけの生徒や、卒倒する生徒を目撃。
生徒たちの間で不穏な空気がながれるなか、ジュランの体にもある変化が起こりはじめていた・・・
【役者さんの日本語がもったいないTT】
とても気になる筋書きで、俳優陣もポク・ボヨンにパク・ソダムと文句なしなんですが・・・
ただ役者さんたちの日本語が残念なところがありました。
「外国人の流暢じゃない日本語が許せない」ということでは断じてありません。
せっかく話のなかに入り込んでも、日本語が聞き取れないため、すぐに現実にもどってしまうんです。
音声がダメなら、日本語字幕でみる手もありますが、残念ながらNetflixでは韓国語のみ日本語字幕表示でした。
肝心な「告白」も日本語のため、temitaはききとれず。
発言の中身は他のブロガーさんの記事で確認しました・・・
【赤の意味】
劇中では「赤色」が非常に印象的につかわれています。
継母につれられて京城学校へ来校したときのジュランのワンピース。
親友からもらう、まんまるな飴玉。
ふたりで訪れる野山や小部屋に咲く花。
日記帳。
ジュランに関係するシーンでの登場が多いので、きっと何かしらのメッセージがあると思うのですが・・・
【予想できる展開★ネタバレ★】
展開は特にひねりもなく、予想通りに着地しますw
京城学校では少女たちに、人体実験を行っていました。人間の潜在能力を最大限に引き出し、人造兵隊として戦地へ送るためです。
すべてを計画したのは学校長。
日本軍に人体実験を認めてもらい、「ココ」から逃げ出し日本へ行くため。
少女たちのなかで唯一強靭な強さを手に入れてしまったジュランに、命を奪われる校長。
その最後の姿は、同じく「ココ」から帰りたいと願っていた少女たちと全く同じ。
結局は校長も少女たちもどこかへ逃げ出したいと、もがいていたんですね・・・
ただ個人的気になる子がいます。
最後に生還した子いましたよね?あの子だけが抜け出せるんでしょうか?
でもなぜあの子だけ?w
【映画『京城学校 消えた少女たち』感想】
「せひ映画を観てみたい」と、人をひきつける筋書きはよかったと思います。
ただ展開が読めるので、temitaは何度か途中離脱しそうになりました。
映像や登場する少女たちは美しいので、「美少女✕ホラー」が好きな方は楽しめますよ。
上映時間も99分とお手軽。
ただ痛い描写が所々あります。苦手な方はご注意を。
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