都会。女性で一人暮らし。
劇中、なんだかんだで1番心強かったのは、
職場の後輩が状況に共感し、共に動いてくれたこと。
この映画をみて
「やっぱり結婚するか…」ではなく
「やっぱり同性の友だち大事よね!!」になった女性がたくさんいたはずw
【あらすじ】
都心の銀行で契約社員をしながら、一人暮らしをしているギョンミン(コン・ヒョジン)。
職場のお局に上顧客を奪われるなどのストレスからか、最近目覚めると頭が痛い日々が続いていた。
おかしいのは体調だけではなく、家の様子もおかしい。
出社しようとすると、家のドアロックのフタが空いており、何かの粉が付着しているのを発見。
不気味に思い、すぐに暗証番号を変更したその日。
夜中にふと目覚めると、誰かが自宅をドアを開けようとドアノブをカチャカチャしているではないか。
恐怖に怯えるギョンミンだが、その日以降自身の自宅内で数々の異変が起こっていることに気づく…
【感想】
女友だち大事よね
この映画のなかで1番印象に残ったのが、そう友人ヒョジュ(キム・イェオン)!
警察に訴えても動いてもらえず怯えるギョンミンに、たくましく同行しストーカーを捕まえようとする様は、ほんとにカッコよかった!
ほんとに、こんな友だちが居てくれるだけでだいぶ心強いはず。
ただ残念なことに、ギョンミンに起きていることは友人の手助けでは
絶対に解決できない事件だったんですね…
(私もこんな友人ほしい…)
2つの都市伝説
もうすでにちらっと書いてしまいましたが、ギョンミンはストーカー被害にあっています。
自宅玄関前に吸っていないタバコの吸い殻があったり、女性の一人暮らしなのに便座が上がっていたりしていたのはストーカーの仕業。
ここで2つの都市伝説を思い出しました。
一つ目。
映画の主人公と同じく、一人暮らしをしていたら、
やたら水道料金や電気代が高いことに気づく女性。
自宅内に隠しカメラを設置すると、彼女の勤務時間中に知らないオッサンがなんとシャワーを浴びている!
警察に届けるとオッサンはあっさり捕まります。
ですがどうやら時々「利用」していただけで彼女のストーカーではないらしい…
部屋の鍵もネットで手に入れたと供述。
「…でもこの鍵。おそらく30人くらい持ってると思いますよ。同じように手に入れた人知ってるんで」
そら、水道代上がるわな!
じゃなかった。
なんという恐怖!いったい何人と住んでいたんだ!と
頭がおかしくなりそうな都市伝説。
そして2つ目。
友人たちと旅行でやっとホテルにチェックイン。
道のりで疲れてしまい、ある女性がベットに横なろうとすると
友人が外食に誘い出します。
「疲れてるからひとりで休む」と断るも、友人は執拗に女性を誘い
終いにはしぶしぶ部屋からでるのですが…
そこで友人が
「早くフロントに行かなきゃ!斧を持った男がベッドの下にいた!」
(写真が見事に再現中)
友よ、ご飯に誘ってくれてありがとう!
空気読めなくてゴメン!(涙)
な都市伝説。
全人口の1/4がソウルに暮らすという韓国。
地方から出てくる方も多いわけで、日本と同じような都市伝説があるんですね。
(何よりも、あの韓国のドアロックが怖いのは私だけ!?)
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印象って超大事!
この映画の怖いところは、連続性と思い込み。
被害者はギョンミンだけではなく、どうやら前にもいた模様。
この犯人を捕まえないと、また同じ被害者がでてしまうという恐怖。
(前の被害者の映像が、なんと痛々しいことTT)
そして何より、人間の思い込みが怖いです。
「こんなことがあったから、きっとあの人だろう」
「あんな人がこんなことするわけない」
という思い込みの怖さも劇中で描かれています。
こなんこと書くと身も蓋もないけど、
やっぱり印象ってめっちゃ大事!!
清潔感大事!!
とあらためて強く気付かされました。
実はこの記事。
鑑賞後、1週間経った状態で書いたのでインパクトがだいぶ落ち着いてしまってます。
おもしろさの半分もお届けできていないかもしれません。
ただ、この映画の半分はコン・ヒョジンの可愛さで出来ている
ことも書き残しておきたいと思います。
そして韓国の警察も、実害がないと何もできないことが描かれているので
これからは
「論より証拠」
で生きていこうと心に誓う、韓国映画『ドアロック』でしたw
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